広島平和記念公園
広島平和記念公園は広島駅から車で約15分、広島の中心部にある原爆ドームや原爆資料館などを中心とした公園です。
仕事の都合で現在は広島に自宅がありますが、平和記念公園はあまり行く機会がありません。
GWは毎年「ひろしまフラワーフェスティバル」が開催されているので、この機会に行ってきました。
広島市のHPには平和記念公園に関して以下の説明文があります。
平和記念公園は、旧太田川(本川)が元安川と分岐する三角州の最上流部に位置し、原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈念して開設された都市公園です。 この場所は、江戸時代から昭和初期に至るまで広島市の中心的な繁華街でしたが、昭和20年(1945年)8月6日に人類史上初めて落とされた一発の原子爆弾により、一瞬のうちに破壊されました。被爆後、昭和24年(1949年)8月6日に公布された「広島平和記念都市建設法」に基づき、爆心地周辺を恒久平和の象徴の地として整備するため、昭和25年(1950年)から平和記念公園及び施設の建設が進められ、昭和30年(1955年)に完成しました。 公園内には、原爆ドーム、広島平和記念資料館、平和の願いを込めて設置された数々のモニュメント、被爆したアオギリなどがあります。
原爆ドームまでは広島駅からだと車で１０〜15分、路面電車を使うと約２０分ほどかかります。
原爆ドーム
原爆ドームは広島に投下された原子爆弾の悲惨さを今に伝える為に保存されており、もともとは広島県のさまざまな物産を展示するため開館され、戦時中から原爆投下時までは広島県産業奨励館と呼ばれていたそうです。
広島の象徴と言っても過言ではなく、ここに来るといつも気が引き締まる思いがします。
外国人が非常に多く、特に欧米人の多さが目立ちます。
原爆の日（8月6日）の夜には、原爆だけではなく戦災や一般死没者の霊を慰めるとともに、広く恒久平和を祈願する籠流しが行われます。
以前参加した灯籠流しの様子です。
原爆死没者慰霊碑
原爆死没者慰霊碑（公式名は広島平和都市記念碑）は、世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を平和都市として再建することを念願して設立したもので、中央の石室には原爆死没者名簿が納められています。
この写真からも見えますが、石棺の正面には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれています。
今日はひろしまフラワーフェスティバルが開催されていることもあり、花が綺麗に並べられていました。
原爆ドームを北の起点として原爆死没者慰霊と広島平和記念資料館が南北方向に一直線上に位置するよう設計されています。
ひろしまフラワーフェスティバル
ひろしまフラワーフェスティバルは毎年GWの5月３・４・5日に開催されていて、約200万人が来場するお祭りです。
ただ、逆にこの時期は特に会場周辺は激混みで、どちらかというと近寄らないようにしていたので一度も行ったことがありませんでした。
今回は少し離れた紙屋町周辺に車を停めて歩いたので、もちろん人は多かったですが、駐車場すぐに停めることができました。
平和記念資料館の噴水前にある「花の塔」です。
ひろしまフラワーフェスティバルのシンボルのようです。
さすが広島、カープ発見！！ まあ、どこにでもおったわ（笑）
広島県警の音楽隊もイベントをやっていました。
平和公園の横を流れる元安川ではSUPをしている人が・・・。
ただ、原爆投下直後の元安川の惨状を考えると、自分は無理やなあ・・・。
本当は平和大通りのパレードとか、他にもイベントが色々あるんですですが、そうは言っても人も多く、この日はとても天気が良くて暑かったので、雰囲気だけ感じて早々に退散しました。
まとめ
交通手段：車・路面電車・バス
広島電鉄(路面電車) 2号線「広電宮島口」行き・「広電西広島」行き、または6号線「江波」行き乗車、「原爆ドーム前」下車すぐ。
広島バス22号線(横川線)ほか乗車、「原爆ドーム前」下車すぐ。
市内循環バス「ひろしま めいぷる～ぷ」オレンジルート「原爆ドーム前」下車すぐ。
所要時間：広島駅からは車で約１０〜１５分、路面電車では約２０分、徒歩だと４０〜５０分かかるので、特に荷物の多い人や真夏はお勧めしません。
トイレ：公園内にに数カ所あります。近所の百貨店や商業ビルにあるので心配はないでしょう。
撮影環境：人が多く危険な為、三脚を使った撮影は控えた方がいいと思われます。
